「副業してみたいけどWebライターは未経験でも大丈夫?」
「副業でWebライターを選ぶメリットは何?」
「Webライターって何から始めればいいの?」
副業でお仕事をはじめようとする方の中には、上記のようにお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。
一般的に「はじめやすい」と言われるWebライターですが、思うように収入が上がらず断念してしまう方も少なくないのが現実です。
しかし、結論から申し上げるとWebライターは未経験者にとてもおすすめの副業!
当記事では、その理由を実際の経験に基づいて解説します。Webライターに興味をお持ちの方はぜひ参考にしてください。
最後までご覧いただければ、Webライターへの第一歩をスムーズに進むことができますよ。
当記事は、建築業のかたわら2児を育てながらライター業で月二桁を安定して稼ぐ中村さおんが執筆します。
Webライターは未経験者におすすめの副業!
ずばり結論として、Webライターは数ある副業の中でもかなり始めやすいお仕事と言えます。
なぜなら…
- 特別な知識がいらない
- 本業をこなしながらスキルアップが可能
- どんな経験も活かせる
という理由が挙げられます。実際にくわしく内容を見ていきましょう。
1.特別な知識がいらない
Webライターは専門的な知識がなくてもかんたんに始めることができます。
もちろんあるに越したことがないのですが、必要な知識は実践するうちに身につくものがほとんどです。
とはいえ、はじめから数十万といった収入は難しいのが現実。数百円や数千円といった案件から始めることになりますが、着実にスキルを磨いていけば高単価ライターも夢ではありません。
2.本業をこなしながらスキルアップが可能
Webライターは始めこそ低単価ですが、続けていけばほとんどの方は稼げるようになります。
なぜなら、スキルが上がって記事の質が上がれば対価としてきちんと評価されるからです。
Webライターにとっての代表的なスキルは以下のとおり。
- 基礎的な文章力
- 執筆スピード
- SEO対策の知識
もちろん自己研鑽は必要ですが、上記の内容は半年~1年程度Webライターをしていれば自然と身についていくものです。
この上さらに「専門的知識」や「Wordpress直接納品」といったスキルを身に着けると仕事の幅が広がり、高単価の案件をゲットできるようになるでしょう。
3.どんな経験も活かせる
実際にWebライターを経験して感じたことですが、スキルと同等に経験をかってくれるクライアント様が多いのです。
私は建築士資格を所持しているという分かりやすい専門性がありますが、歴史好きなことや2児の子育て経験があることなど、意外な部分に注目していただけることがあります。
- 大学で勉強した内容
- 専門的な仕事
- 特殊な資格
- 趣味やこだわり
- 転職・退職経験
- 結婚・子育て経験
- 挫折経験やつらい過去
以上は考えられる経験の例ですが、これ以外にもなんでもあり!
しかし、こういった経験は自分では気が付きにくいもの。これまでの人生経験や趣味嗜好などを棚卸ししてみるのも良い方法です。
この点で面白いのは、長所じゃなくてもいいということ。
「仕事が続かず転職ばかり」「仮想通貨で貯金を溶かした」など、一見ネガティブな内容でも情報として活かせる場合がるのです。
誰でも専門性をもったWebライターになれる可能性は大いにあると言えますね。
副業でWebライターを選ぶメリット
未経験で副業を始める場合には、第一歩目のハードルが非常に高く感じてしまうもの。
しかし、Webライターであればさまざまなメリットからスムーズにお仕事を始めることができます。なぜなら、次のメリットがあるから。
- すきま時間が使いやすい
- 本業や経験が役に立つ
- すぐに収入が得られる
- スキルを上げて独立も可能
それぞれについてくわしく見ていきましょう。
1.すきま時間が使いやすい
Webライターの仕事は、文章を少しずつ書き連ねて完成させるというもの。
ある程度集中力は必要ですが、ちょっとしたすきま時間でもお仕事が可能です。
例えば、
- 朝活で1時間作業
- 帰宅後に1時間作業
- 通勤中に構成案や参考記事の検索
といった感じで作業を少しずつ進めることができます。
本業終了後に飲食店でアルバイト…などといった副業の仕方は体力的にも消耗が激しくなりますが、在宅かつ自分で時間を管理できる副業は継続しやすいのが大きなメリットです。
2.本業や経験が役に立つ
Webライターは未経験の場合でも、本業やこれまでの経験を役立てることができます。
例えば、
- 本業が医療系→医療系の案件
- 本業が美容系→美容系・健康系の案件
- 趣味が登山→トレッキング・アウトドア用品レビュー案件、トラベル情報案件
- 芸能好き→芸能ニュース案件
- 犬を飼っている→ペット系の案件
などといった具合です。
少しでも差別化を図ることで、案件の単価を上げ競争率が少ないジャンルで勝負することができます。
私も当初はあらゆるジャンルのお仕事を受けていたのですが、建築系に特化したことで単価をググっと上げ固定クライアントが付くにいたりました。
(最初は「専門」と言えるまでに自信がなかったのですね。もっと早くから特化型にシフトしておけばよかったと思っています。)
3.すぐに収入が得られる
Webライターは案件を選ばなければすぐに稼げます。
最初のうちは執筆スピードも遅いため時給換算すると悲しくなりますが…受注を重ねるごとにスキルアップして労働に見合う対価を得ることができるようになります。
Webデザインやプログラミングなどは基礎学習にかける期間が長いため、すぐに収入にたどり着くことができません。
即金性が高く達成感を感じやすいのはWebライターの大きな魅力です。
4.スキルを上げて独立も可能
副業の場合、数万円程度プラスの収入が得られればうれしいところ。
しかし、順調にライター業を軌道に乗せられた方は、きちんと時間を使えば大きな収入を得られるスキルを身に着けているということです。
このフェーズにいたれば脱サラを視野に入れてもいいかもしれません。
Webライターとして独立すれば、好きな場所で好きな時間に働くことができます。人間関係を気にすることも満員電車での通勤も無くなります。
(私は会社員の夫と小学校・保育園に通う子供がいるため、結局規則正しい生活をしていますが…)
未経験者がWebライターを始める流れ
最後に、副業としてWebライターを始める流れを具体的にご紹介します。
下記のステップを踏めば、未経験者でもスムーズにWebライターとして軌道に乗ることができるでしょう。
基礎を学ぶ
いくら実践第一のWebライターといっても、基本的な知識がないと仕事を取ることはできません。
「クライアントの指示がよくわからない…」という残念な結果にならないように、最低限の基礎を学びましょう。
方法は主に次のとおり。
- 参考書を読む
- 講座を受ける
- 動画で学ぶ
参考書はいろいろありますが、あまり多くの本を一気に読むのはおすすめしません。「ライティングの基礎」「SEOの基礎」について書かれた初心者向けの本を2~3冊熟読して、内容をしっかり理解しましょう。
また、独学は自信がないという人にはスクール等に入り講座を受けるのがおすすめ。本よりもコストがかかりますが、レベル別の講座や添削などのサービスが設けられています。スクール生同志のコミュニティーが持てる講座もあり、一人ではモチベーションを保てないというタイプにも向いています。
また、YouTubeなどの動画で学ぶ方法も有効です。現在は有料級のノウハウがどんどん発信され、十分な知識を身に着けることが可能です。(マナブさんやクニトミさん、なかじさんなど…)
書いてみる
まったく記事作成の経験がない、とりあえず書いてみましょう。ただし、独自の文章を書くのではありません。
「わかりやすい」「最後までスラスラ読めた!」と思える本やWeb記事の文章を部分的に書写してみるのです。
何度か続けているうちに、言い回しや文末の締め方など、ライティングの基礎が自然と身についていきます。加えてタイピングのスピードも速くなっていくはず。
その際、変なクセがついてしまわないよう話し言葉に近い砕けた文章は避けましょう。
クラウドソーシングに登録
基礎学習を終え文章を書くコツを何となくつかめたら、いよいよ実際の案件に挑戦する準備をします。
クラウドソーシングでおすすめなのは次のサイト。
- クラウドワークス:案件が豊富
- ランサーズ:サポートが充実
- ココナラ:応募しなくてもいい
クラウドワークスとランサーズは日本最大級のクラウドソーシングサービスで、知名度も高く案件数も豊富です。初心者でも自分のスキルや目的に合わせた案件を選ぶことができます。
実際に登録してみたうえで、自分の相性などを検討しながら両方のサービスを使い分けることがおすすめです。
一方のココナラは上記2つと異なり、自分の設定した価格でサービスを出品できます。
案件に応募するのではなく購入者を待つ「待ちの営業」が叶うため、少ない労力で案件受注ができる可能性があるのです。
案件を獲得する
登録が済んだら、実際に案件の獲得に進みます。
クラウドワークスやランサーズなど応募型のクラウドソーシングにおいて、初心者はとにかく数多くの案件に応募することが重要。
しかし、いくつか注意すべきポイントがあるのでご紹介します。
- 文字単価が低すぎる案件
- 0.5円以下といった超低単価はライター買いたたき案件。
- すぐに外部連絡先を聞くクライアント
- 「LINEで詳細説明します」などと誘導するクライアントは逆に営業をかけられる可能性あり。
- 初心者・未経験者歓迎を大々的にアピールする案件
- できれば初心者に依頼したくないのが普通。ブラック案件の可能性が濃厚。
- ECサイトなどのレビュー
- ECサイトとクラウドソーシングサイト両方で規約違反
何度か受注していると、応募内容から「あっ、これやめとこう」と勘が働くようになるのですが、初心者のうちは上記のような案件を受け消耗してしまうケースも少なくありません。
場合によっては規約違反でアカウント停止処分となる可能性もあるため、注意が必要です。
ただし、提案文に初心者アピールをするのは絶対にやめましょう。
「初心者ですが精いっぱい頑張ります!」
「勝手がわからずご迷惑おかけすることもあるかもしれませんが…」
といった内容は、すべて自分のスキルをカバーするための予防線にすぎません。
ライター経験がないのなら、案件につながるようなほかの経験・スキルをアピールするのが好感を持たれるコツ。
初心者でも、業界に精通した内容や実体験に基づいた記事が書ける人物はクライアントにとって貴重な存在です。
また、何もないのであればスピード感や誠実度をアピールするものポイントの一つです。
案件を数百件こなした実績があるけれど、メッセージのやり取りが素っ気なく、これといった専門性のないライター。
初心者だけれど、迅速・丁寧な対応でテーマに関連した経験を持つライター。
クライアントが後者を選ぶ可能性は高いと思えませんか?
顔の見えない相手ですが、クライアントも感情を持った人物です。直接接するように、興味や情熱をしっかり伝えながら自分をアピールしましょう。
まとめ|Webライターは未経験でも副業として挑戦可能!
以上、Webライターは未経験でも副業として挑戦しやすく、収入化することが十分に可能であることをお伝えしました。
副業は時間の使い方がミソです。「余ったら〇〇しよう」と思っていると、結局忙しい日々に追われてしまうことがほとんど。
「〇日〇月までに案件応募する」
「朝の1時間はライティングの時間にする」
といった具合に、目標の期日と定まった時間を先に確保するのが賢明です。
考えているよりも一歩でも動いた人が先に行きます。気負い過ぎず、ぜひ副業でWebライターを目指してみてくださいね。
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